刺繍カーテンとハンターダグラスのシルエットシェードで変化を楽しむ♪
今回はお部屋ごとに雰囲気をガラっと変えられたお宅のご紹介です。
まずは寝室です。
個性的なデザインがお好みのお客様。
照明のレッドカラーを引っ張ってきて、刺繍ファブリックをご提案させていただきました。
こちらの刺繍は立体的で凹凸があり、よく見ると本当に凝ったデザインになっております。
カラー使いとデザインが織りなす世界観で一気にお部屋の印象がパっと変わりました！！
オリエンタルで一見派手な色彩使いですが、ベース地がコットン地のベージュなのでバランス良く納まっております。
そしてレールは電動レールへ取り替えております。
ベッドルームで寝ながら操作や、タイマーセットなどで毎日開閉を決まった時間にしておくことで、リズム正しく、
少しずつ目覚めていくということも可能にします。
電動を使われた方は、必ず決まって「もう手動には戻れないワ～便利すぎ♡」と仰います。
続いてリビングのご紹介です。
こちらにはこだわりの壁紙のアクセントを活かすために、窓は引き算でスッキリとシンプルに。
ハンターのシルエットシェード。電動式です！
今回両サイドの壁へ設置されているアクセントは京都の伝統工芸品「京からかみ」との事。
唐紙(からかみ)は、今から1300年ほど前に遣唐使によって中国から輸入されていた独特の技法で作られた装飾紙です。
平安時代になり、当時日本の都であった京都に日本で初の造紙所「紙屋院」がつくられ、その後文様が入った唐紙が出始めたそうです。
これこそが「京からかみ」の原型となっております。
当初は平安貴族や上流階級の限られた人達のものでしたが、その用途も、襖・壁紙へと変化し、より多くの人達に愛されるようになりました。
木版画の一種であり、伝統文様が彫られた版木に絵具を乗せて、和紙に一枚一枚手作業で摺り上げて作られ、
絵具の濃度や色合いは、その日の湿度や気温に応じて微調整されます。
とても繊細な手作業で作られる唐紙は、機械印刷では出すことができないふっくらとした独自の質感があります。
からかみの最大の魅力とも言える「温もりある風合い」を引き出すために、窓周りはシルエットシェードで引き算いたしました。
日本の伝統工芸品 × 海外ブラインドの「和洋折衷」良いところ取りで、とても合っています。
カーテンはインテリアにおける最後の要素となるケースが多いです。
もちろん主役にもなりますが、今回のように主役を引き立てる脇役にもなれるのがカーテンの良さでもあります。
たくさん光を取り入れるブラインドですので、明るく、柔らかな陽射しが心地良い空間となります。
そして不思議と内から外の景色は良く透けて見えて、外から部屋内はほとんど見えなくなるというスグレ物。
こちらのお部屋も２階で道路からの視線を気にされており、道までのチェックに行かれましたが「全く問題なし」とのことでした。
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